Anthony's

昨日、リーズで一番おいしいといううわさのレストラン、Anthony'sへいってきました。
いろんな賞を貰ったとかで評判がよいということでいってみたいなあとずっと思っていたのでいけて嬉しい。

モダンな店構えで、一階はバーになっていて、オリーブと飲み物をいただきながら食事のメニューを決めます。
アラカルテのメニューの数は多くない。多分季節ごと違うとかそういうことなのだと思う。
大体前菜、メイン、デザートと4種類くらいずつ。
どれもおいしそうだったけど、唯一デザートに食指が動かないものばかり(リコリスカンゾウ)とかパースニップとか書いてあるんだもの。どっちもあんまり好きじゃない)。

コースメニューみたいなもので、テイスティングコースというものがあったので、いろいろ食べれそうだからそっちにした。
でも内容は書いてないので、何がでてくるかは出てきたからのお楽しみ、ということらしい。

それではワインが選べないので、どのワインがいいか聞いて、オーストラリア産の赤、シラズにする。
相方は白ワインが飲めない。味は嫌いじゃないけど、悪酔いするんだそう。というわけで、大体の場合、ワインは赤。
私は以前は白のほうがすっきりして好きだったけど、最近は赤も好んで飲むようになったから問題なし。ただ、ワインはまわるのが早いんだよねー。
ビールもそう。鋳造酒には弱い私。

レストランは階下にあって大きくはないけど、ゆったりとテーブルが配置してあって、カントリーモダン、といったらいいのかな。モダンなんだけど、割りとどっしりした感じの家具とか使ってあって、すごくモダンなわけでもなくて、落ち着いた感じ。
椅子が背もたれの方に傾いていて、すわり心地がいい。うちにも欲しいなあ(笑)。

お皿なんかも、シンプル。白いけど、うっすら透き通るような青さがあって、なかなかおしゃれ。

肝心のタベモノはというと。
コースは前菜系のものが4種類くらい、メインが3種類くらい、デザートが2種だったかな。結構多く思えるかもしれないけど、一つ一つが小さいので、ちょうどいいくらいです。
人によっては食べ終わってもおなか空いてた(笑)、という人もいたらしいですが(相方の同僚)、私たちはコースだったし、相方も小食だし、私も最近あんまり量が食べれなくなってきたので、ちょうどよかった。

お料理はどれも創作料理系というか、変わったものが多かったです。例えば、リゾットにエスプレッソが入ったもの(コーヒー豆を挽いた粉みたいなものがかかっていた)とか。たいていのものはおいしかったんですけど、ン?っていうものもいくつかありました。
おいしくないわけではなかったけど、いまいち良さがわからないなあ、みたいな。

デザートは今ひとつ、でした、残念ながら。

コースだったからお値段のほうもいいお値段で、おいしかったしいい雰囲気だったけれど、これだけ出したんだからおいしくてあたりまえ、みたいな感じが私にはして、値段と見合わせると、まあ、一回いけばいいかな(笑)という感じかな。私は庶民なので、こういうお金を使ってあたりまえな世界は居心地が悪い…。

探せばもっと安くてもおいしいところはあるもの。この間行ったボックスツリーだってこんなにしなかったですしね。