kobo touch 使用感

以前からちょっと気になっていた、電子書籍リーダーのkoboシリーズのうち、kobo touchを先日、誕生日プレゼントとしてもらった。
使ってみての感想をメモっておこうかと思います。


まず、なぜkoboか、というところから。
kindleにしなかった理由はひとえに、epubに対応していない、DRMがかかっていて書式形式が限られているということが主な理由です。


また、kobo楽天が買収したという事実から、日本語書籍の将来性を一応期待して、というところもありますね。
kindleもアマゾンがいよいよ日本市場に入るか、といううわさがちらほら聞こえてはきますが、どちらにしてもアマゾンは市場を別にしているので、こちらのkindleでそのままアマゾン日本で本が買えるかどうかはわからないですし。


また、kindleはハードウェアは持っていないながらも、android(スマホ)でソフトは利用しているので、わざわざeReaderを別購入する必要性を感じなかった、というのもあります。
そういう背景もあって、koboにしました。


kobo touchは名前のとおり、基本的な操作はすべてタッチスクリーンで行います。
たまに反応がない時があって、いらっとするんですけど、これは個人差もあるのかなー。スマフォとかでもこういうことがたまにあるので。
手が乾燥してる人とか、反応しにくいらしいです。


インターフェースがちょっと使いにくいような感じもします。何でもかんでもメニューを通すところとか。
例えば。ブラウザがついてるんですが、そこに行き着くのに、メニューのHomeを押して、settingに行って、extraに行ってやっとたどり着ける、という。


他にも例えば、読み途中の本のリストとかがない。ショートカットは自分で作らないといけないので、自動的にやってくれたら良いのにな。
読み途中の本は普通はホームに出ているんですが、5冊までしか出てこないのと、新しい本を入れると自動的にそっちを優先してしまうので、あんまり使えない。
kindleなんかだと書棚表示があるんだけど、それがないのですが、一説によると、ソースコードには入ってるけど、まだ開発途中らしい。
ソフトの更新待ち、ということか。
自炊という手もあるけど、あんまりいじりたくないので、とりあえずは我慢。


ハードの面から言うと、とっても薄くて軽いので、女性でも使いやすいと思います。
本のように閉じてしまうことがないのもいいよねー。
裏面がぼこぼこしている(キルトみたいなダイヤモンドのパターンが入ってます)ので、持ちやすいです。
色も選べるのがいいですね。私のはライラック(薄紫)です。


また、内部メモリが1GBついてくる上に、ミニ(マイクロ)SDカードで拡張も可能です。
本はリーダーから直接オンラインストアで購入できますが、ケーブルでコンピュータにつないで、ファイルをコピーすることもできます。
koboストアで買った本でなくても、対応書式ならkoboで読めるのがうれしいですね。
こういうところがkoboのいいところだと思います。
図書館ではepubやPDFでの電子書籍の貸し出しをしているところがありますが、kindleでは読めないけど、koboなら読めるので、今使ってる図書館の本をいずれ借りてみようかと検討中です。


日本語の本は現在koboストアでは扱っていませんが、青空文庫などのepub本をダウンロードして、koboにコピーしてあげれば読むことができます。
日本語はそのままでは現在対応していないので、日本語のフォントをインストールしてあげる必要がありますが、コンピューターにあるフォントをkoboにコピーしてあげるだけでオッケー。
fontsというフォルダを作ってそこにTTF(TrueTypeFont)かOTF(OpenTypeFont)のフォントファイルをコピーするだけなので、特に難しいことはありません。


この方法で、日本語だけでなく、どの言語にも対応できます。
koboは標準で、英語やフランス語など複数のメジャーな言語に対応していますが、マイナーな言語もどんとこい、なわけです。


電子ペーパーや電子インクなどに関しては特に言及することはないかなー。
比べられるほど他のeReaderを知っているわけではないので。
本を読むのに問題ない、というだけで私的には満足です。
今のところ、ほぼ毎日使っています。