Blackpool Illumination

ハロウィーンプラスお祝いということで、一泊でブラックプールに行ってきました。
理由はライトアップ(イルミネーション)がみたかったから。

それほど遠くないので、午前中には到着し、宿泊先の近くに車を停め、中心地までぶらぶら歩いてみることに。
宿はPleasure Beachの近くで、タワーまで歩いたら結構ありました(笑)。
肉眼で普通に見えてるので、すぐそこって感じなんですが、2マイルくらいあって実は歩くと4、50分かかる(笑)。

最初は通りをみながら歩いたので、それほど気にならなかったですが、帰りは疲れたわー。
海岸沿いの通りはバストとラムが走っているので、利用をお薦め。
丸一日使える切符を買うと、前売りで4、当日券だと4ポンド50でトラム、バス乗り放題になるので、2回以上乗るならこちらの方がお薦め。

街自体は、外れの方は割と寂れてる所も多くて、典型的な『以前流行った海辺リゾート』って感じです。
そのイメージを払拭するためにいろいろやってるみたいですけど、今の所はもうちょっと頑張りましょうって感じでした。

1日目は、まずぶらぶら歩いた後、タワーに登ってみました。
タワー近辺が一番の繁華街って感じで、裏手にはショッピングセンターがあり、周りにはマダムタッソーの蝋人形館、シーライフ水族館、ブラックプールダンジョンやら、海賊系のアトラクションやら色々ありますが、結構どれも高めです。
事前に買ったり、複数の施設をまとめ買いしたり、割引で入場する手立てもあるみたいですので、事前調査をお薦めします。
うちらはそれほど行きたいってほどでもなかったので、とりあえず、ブラックプールでしかできないこと(=タワー)だけに絞りました。

タワーは登れるだけではなくて、中でサーカス、ボールルームダンスをみることができます(時間制)。

タワー自体は結構レトロな感じでいい雰囲気の建物なのですが、いかんせん中途半端な感じ。
もっとこの雰囲気を徹底すればいいのになーと残念に思いました。
後は、どこに行ってもまあそうなんですが、手際が悪い(笑)。
中のエレベータとか、チケットカウンターとか。
ああ、地方観光地だなあって感じです。

タワー自体はそれほど高くないのですが、基本的に周りになにもないし、見晴らしはいい感じ。
イルミネーションの時期は、昼間にくると、同じチケットに3ポンド足すと、夜もまた入れるので、イルミネーションを上からみることもできます。

後、タワー上方ではなんと、外に出れます。
風が強いですが、この手のタワーで外に出れるというのは結構貴重かも?
ネットが貼ってあるので、視野は少し制限されますが。

タワーを見終わったら、3つあるピア(桟橋)のうちの一つ、セントラルピアへ。
昔懐かしい感じのゲーム機やら、古くさい観覧車やミニ遊園地系の乗り物があります。
レトロな感じ(笑)。
こういう変わらない所が何となくイギリスかなあ、って思う(笑)。

日が暮れるのが早いし、一旦宿にチェックインして足を休めましょうってんで、もう一回来た道を延々戻る。
行きに見た手作りファッジの店で買い物をして帰ろうと思ったのに、なぜか通りすぎてしまったみたいで見つからず。
途中からトラムに乗ろうと思っていたのに、おかげで全行程歩くハメに(笑)。

暗くなってライトが着くまで、宿で一旦足を休めてお茶を入れて一休み。

この時期5時を回ればもう暗くなる。
7時からタワー近くのレストランに予約を入れてあったので、今度はトラムに乗ってタワーまで。
ちょっと時間があったので、タワーの上からイルミネーションを見る。

一直線に海岸沿いの道がずーーーーっとライトアップされている。
後から分かったのだけど、タワーを中心に多分、左右に2、3マイル以上ずつ延びているらしい。

トラムの路線には、臨時の光るトラムやレトロなトラムが、イルミネーションツアーと称して走っている。
これだと、歩かずにイルミネーションの端から端まで見ることができるみたい。
時間の関係で乗れずに残念だけど、SLの形や船の形をしたライトアップされたトラムは見てるだけで楽しい。

ご飯はbeach houseという、本当にタワー目の前の海岸前の広場になっている所に立っている、ちょっとおしゃれ目のレストラン。
バーガーやフィッシュ&チップス、ピザなどのジャンク系のお店が多い中、おそらく中心地では唯一の普通のレストラン(笑)。

スターターは地中海風シェアプレート。
グリッシーニとトルコ系パンと、フモスやオリーブ、タベナーデなどのディップを二人でシェア。

メインは私はカジキのステーキ、チリとなすのタリアテッレがついてきたんだけど、それだけで普通盛りって感じ(笑)。
相方はロブスターにしたかったんだけど、ないといわれ、ステーキに。海っぱたまで来てステーキっすか、いいけどさ。

カジキはふっくらに焼いてあってちょうど良かったけど、少し味付けが薄かったかも。
まあ、調節できるからいいんですが。
相方のステーキはミディアムレアにしては少し焼きすぎかな?という気もしないけど、相方はおいしくいただいてました。
ペッパー(胡椒)のソースがエラい辛かったですが!(笑)

デザートはトライフルにしたかったのに、これまたないというので、ピーチとパッションフルーツのチーズケーキにしたら、パッションフルーツが乗ってない…?
しかも、なんとなーく手抜きな感じががっかり。

相方はチョコレートブラウニーに。少しかためだったけど、こちらは普通においしい。

パッションフルーツは中に入ってるのかと思って食べ始めたけど、結局入ってなかった。

デザートから会計まで、何か知らんけど、ずっと放っておかれて、やっと気づいてもらえたので、その時聞いてみたら、なんとパッションフルーツもない!んだそうだ。ないないづくしだ(笑)。
注文した時に、何も言われなかったか、と聞かれたので、全然、と言ったら、会計から引いてくれた。

ライブの演奏があったり、なぜかマジシャンがいたり、いい雰囲気なんだけど、今一歩惜しい!って感じ。

オーナーらしき人は、丁寧だし、サービスもいい感じなのだけど、全体的にスタッフの教育が行き届いてないのかも。
そこ頑張れば、すごくいいレストランになりうると思う。

お店を出た後、オーナーさんから聞いた通り、宿とは逆方向のイルミネーションを見に行ったのだけど、これが結構遠いということに気づいて、途中で引換し始めたら、今度は雨が振り出す始末。

もう少し写真を撮りたかったのに、中断してトラムに飛び乗ってこの日は終了。

次の日は、雨が止んだので、pleasure beachという遊園地に行ってみることに。

ここには、古い木造のローラーコースターがあるというのが有名なので、乗って見たかったのです。
それと、ブラックプールといえば、これって感じで、テレビなんかでもよく見る大型ローラーコースター。外からも見えるので、これも挑戦してみたかった。

しかーし、この遊園地、安くない!
事前に前売りとか買えば、多分割引になったんだろうけど、1日乗り放題券が一人30ポンドって、普通の遊園地より高い!
入園料を払って、のりたいものだけ、個別にチケットを買って乗ることもできるので、半日しかいないし、とりあえずそうしたのですが、やはり個々の乗り物が高い。

入園時に、入園料(単独だと6ポンド)と乗り物が一つどれでも乗れる券というのが10ポンドだったので、とりあえず、それで一番高い乗り物である、大型ローラーコースターに乗ってみる。
上がっていくと目の前が海なので、見晴らしがとてもよくて、結構怖い。
高さも結構ある。
最初の落ちるところがひねりがあって、結構Gがかかる感じ。
ループとかはないのだけど、コースがうまくとってあって、長さもあるし、楽しめる乗り物だけど、8ポンドは高いよ!

この後、あんまりきつい乗り物は、という相方の意見を尊重して、多分世界に一つしかないであろう(世界で最初、と書いてあったけど、おそらくここにしかないと思う)、Wallace&Gromitの乗り物に。
これがまた高くて7ポンド。
正直、なんのひねりもないし、乗ってるだけーって感じだし、割に合わない感ありあり!
ここにしかないだろうから、と思って乗ったけど、正直がっかりでした。
でも、ショップにはグッズがたくさん置いてあって、それだけでも来た甲斐あったかも(笑)。

この後、1930年代に作られたとか言う、木造コースターに行こうと思って、チケット買ったときにスタッフの人に聞いた乗り物にいったんだけど、度ー見ても、木造じゃない!っていうか、あれ、船じゃん!(笑)
バルハラっていうのがそう、って言われたんだけど、どう見てもおかしい、ってんで、ネット登場。

グランドナショナルっていうのがそう、と言うのが発覚。全然違うじゃん!
しかも、値段もバルハラは7ポンド、木造の方は5ポンド。
間違って乗ってたらシャレにならん値段。

結論から言うと、木造コースター、結構おもしろかった!
アップダウンが結構急で、お尻が浮く!(笑)
木造って言うのもスリル倍増(笑)。

3つしか乗らなかったのに、結構な金額使いました。
3つ以上乗るなら乗り放題券の方が断然お得ですね。
どちらにしても、30ポンドは高いけどね。この3つ以外の乗り物は、まあどこにでもあるような系統なので、私としては別に乗らなくてもよかったので、これでよかったということにしましょう。

でも、丸一日遊べますね、ここは。
並ぶといっても、それほどでもなかったですし。シーズンオフということもあるとは思いますが、一応土曜だったし。

後、この近くに、結構大きな屋内プールがあります。
海があるじゃん、と思うけど、まあ、イギリスだしねー、夏でも寒いしねー(笑)。

砂浜は延々と続く結構綺麗な浜だったので、夏場は結構込むのかも。
今度夏にくるのもいいかなー。

話は外れるけど、帰りにたまたま遅いお昼をしに、あるパブに行く予定だったんだけど、道間違えたところにあったパブに偶然はいったんだけど、ここがなかなかコスパがよくて、うれしい誤算。
Ribchester Armsってところでした。
ちなみに行こうと思っていたのはThree Fishesというパブです。

(写真のアップにまた失敗したので、また今度まとめてアップします)