Bodega Alpina

タベモノ イギリス レストラン イベント ローカル

http://www.kernallcatering.com/index.php/about-mkc/bodega-alpina-restaurant
http://www.tripadvisor.co.uk/Restaurant_Review-g187046-d6110016-Reviews-Bodega_Alpina_Gastro_Ski_Lodge-Harrogate_North_Yorkshire_England.html

今年の初めくらいかなー、近場で行けるレストランとかを調べていた時に見つけたのだけど、常設のレストランではなくて「pop-up restaurant」と呼ばれる、イベント型レストランらしく、調べている当時はやっていなかったのですが、登録しておいたメーリングリストで12月に開催します、と夏の終わり頃にお知らせがきたので、ちょうど相方の誕生日が近いこともあって予約してみました。

料理はコースが決まっていて、値段は一括、という形。
人気ということで、手付金ではなく、事前に全額支払いをしました。
キャンセルしてたらどうなってたのかな?といまさらちょっと思う。

場所は住んでる町の郊外で、正直何の案内もなかったので、ウェブサイトの住所頼りに行ってみた。

テーマはスイスアルペン、山岳、山小屋風、とでも言うのでしょうか。
チロル風の衣装を着たお客さんがいました(笑)。最初、スタッフかと思った(笑)。

入り口には、空気を入れて膨らませるタイプのカマクラみたいなドーム型の部屋があって、そこでウェルカムドリンクとして、ラムとジンジャーエールのホットドリンクが振舞われました。
寒い日だったので温かい飲み物はありがたかったですが、入り口が密閉できるドアとかではなかったので、隙間風が入って少々寒い。

そこからまたドアがあって、シャレーっぽい建物の中に入ります。
中には、バーがあり、DJのスタンドと電子ピアノがおいてありました。
生演奏付き、と書いてあったのでバンドかと思ってたのでちょっと拍子抜け？
うるさくないから会話の邪魔にならないので、いいんですけどね。

建物は二つ部屋があって、奥の部屋は、薪ストーブがあったりして、雰囲気がいい感じなのに対し、バーがあるほうの部屋は少々殺風景な感じ。
で、私たちは、というと、ご想像の通り、バーのあるほうの部屋、でした(笑)。

そして、私たちは誕生日のお祝いで二人で行ったのですが、私たち以外はなんと全員6人以上のグループ。

クリスマスだからなのか、それとも、そういう主旨なのか、わかりませんが、少々気まずい思いをしました。
レストランというより、ファンクション(宴会)みたいな感じ?

そういうわけでテーブルは全く他人の8人のグループと相席。
彼らもびっくりだろうなあ、まさか二人できてる人がいるとは!とか思ったかもしれません(笑)。
誰よ、あんたたち?みたいな。

テーブルはDJと電子ピアノのすぐ横、なおかつドアのすぐそば、ということで、実を言うとあまり落ち着きませんでした。

しかもドアは締め切りではなく、スタッフが空いた皿などをさげるためにしょっちゅう行き来しており、外(というかドーム)に通じるドアなので、隙間風が入って寒い。
せめてついたてとかあったらましだったかもなあ、と思いましたです。

通路を挟んで反対側にもテーブルが二つあって、そちらのほうにドアが開くので、そちらのほうはもっと寒かったかも。
たまに男性がドアを閉めに来てました(笑)。

後、テーブルはベンチのようになっていて、なおかつ椅子は壁か、隣のテーブルのベンチと背中合わせ(ベンチ同士はくっついてなくて仕切りは有り)。
私たちの場合は、すぐ後ろがDJとピアノ、反対側は壁+窓でしたので、給仕は常に、｢ハイ、まわしてまわしてー｣って感じで、端っこの席に座った私達に料理が渡され、隣の人に渡していく、という感じ。

雰囲気がいい、というレビューをたくさん読んでいたのですが、ほんとに?って感じでした。
テーブル全員が知り合い、友人なら気にならないのかもしれませんが…。うちらのテーブルは微妙でしたね(笑)。

料理は、カナッペ(カナッペと書いてありますが、まあ、おつまみです)、アミューズブーシュ(カナッペと一緒に出てきてました。笑)、前菜、魚コース、メイン(肉)、デザートです。
内容は、盛りだくさんで、いろんなものがちょっとずつ、のスタイルでどれもおいしく、大変満足でした。

カナッペ(おつまみ): いのしし肉のチョリソっぽいソーセージ、野菜のピクルス、サラミスライス、ズッキーニのピザ(トマトソースにチーズが乗せてグリルしてありました)、オリーブ、ザワークラフト、クロスティーニ

前菜：　チーズのタルト(と書いてあったけど、キーシュみたいな感じだった)、赤ワインのポーチドペア

魚： シーフードリゾット(海老が入ったトマトベースのリゾット)

肉： ブッフブーギニヨン、豚のシュニッツェル、ケール、ポテトの包み焼き

デザート: チョコレートフォンダント、シナモンアップル(アップルパイの中身だけみたいな感じ)とカスタード、スティッキートフィープディング、キャラメルポップコーン(笑)、イチゴのコンポートとクリーム、ラズベリーとパッションフルーツのクーリ

コーヒーや紅茶はなぜか来ず、その代わりイェーガーボムという、ショットのお酒が来ました。なぜ(笑)。

食事が終わると、二人で来ている私たちはちょっと所在無くなってきて、DJはかかってるけど、ダンスがあるわけでもなし(スペースがない)、車で着てるから、これ以上飲めないし、ってんで、10時半頃には退散(開始はドリンク含めて7時から、着席は8時)。
1時まで開いてるって話だったんですけどね。

そういうわけで、食べ物は満足だったんですけど、全体的な経験としては今一つ、かなあ。
グループでくれば、又違ったんでしょうけどねー。

ちょっと残念でした。