ちょっとしんみり

ブログというものが出来て、普通の人がふつうにネットに自分の事をたくさん書き始めて、いろんな人のいろんな生活を垣間見ていると不思議な気持ちになる。
頭ではわかっていることだけど、世の中にはいろんな人がいていろんな風に生活してるんだなあ、なんて。

しかも、私がよく目にするのは、やっぱり繋がり柄(?)、イギリス関連のものが多いんだけど、いろんな状況の人がいるんだよねえ。
ロンドンの人が多いけれど、地方のいる人もいるし、主婦の人もいれば、バリバリキャリアの人もいれば、学生もいれば、結婚してる人、してない人、子供がいる人いない人。

そういう人が、それぞれ違う状況でいろんな自分の事、自分の感じた事を書いてるんだけど、ブログに書く事柄だけを読んでるわけだから、何か書く理由があること(つまりある意味特別な事だったり、その人にとって書く価値のあるもの)だけを読んでるわけで、大概読むたびに、わあすごいなあ、とかえらいなあとか、そういう風に思うんですね。

そうすると、たいていの場合、シンプルに感動して終わりな事が多いけれど、時には「比べて私って何やってんのかなあ」と思ってちょっと暗くなってみたり(笑)、もっと私もいろんな事に挑戦しなくちゃ!なんてちょこっとプレッシャー感じてみたりもするわけだ。

人と比べて自分が劣ってるとかそんな事考えちゃいかんよと思うんだけど、なかなか難しいね。日々精進は忘れちゃいかんけど、自分でないものになろうとしてもなれないしね。線引きが難しいです。

もし私の生活が誰かにとってエキサイティングなものに見えてるとしたら(どうか知らないけど)、他の人の生活も実は同じように普通なのかな。ま、普通の定義が人によって違うって事なのかもしれないけど。