INLAND EMPIRE
デイビッドリンチの新しい映画です。
これで見に行きたいか、行きたくないか、決める人もいることでしょう。
どちらにしても、その予想を裏切るものではない、と思います。
はっきり言って、よくわかんなかった!!!!(笑)
いつものことだけど。
一緒に行った相方は、この映画が長いこともあって、途中でかなり飽きたらしく寝るのはいつものこととしても(笑)、時計を見たりごそごそ座りなおしてみたり、かなり退屈だったみたい。
後で、こんなわけわからん映画、何の意味があるんだ!時間の無駄!みたいなことを言われたので、思わずけんかしてしまったり(笑)。
どうしてくれるんだ、リンチ!(笑)
なんとなーくぼんやりと話が見えるような見えないような。古風な言い方をすれば、みようとするとするりと逃げてしまう、という感じか。
主役は女優のニッキィ。新しい映画の役が決まって撮りだしたのは良いけれど...。映画は実は古いポーランドの民話に基づいていて、実は前に同じ内容で映画が撮られたことがある、つまりこれはリメイクだとわかる。
ただし、それは完成しなかった...。
いわくつきの筋書きのなか、現実と幻想やら妄想やらいろんなものがごっちゃになり、なにがほんとで何がどうつながっているのか、より分けるのが困難。
最後まで見ても、あれはなんだったんだろう? とか、あれにはどういう意味が??? というところが沢山あるし。
音楽も映像もいろんな意味でコワイ。ホラーじゃないのにコワイ!
夢見が悪くなりそう〜って思いました(笑)。
この映画はデジカメで撮ったらしいので、映像がちょっと粗い。その分臨場感みたいのがあります。なんとなく、ちょっと安っぽい雰囲気を出しているのも、多分意図的なものかなと思います。
登場人物が多くてちょっと混乱しましたです。何せワタクシ顔を覚えるのが苦手でして...。あれ? あの人とあの人は、同じ? みたいな。
脳みその中がちょっとぶっ飛んじゃう映画でした。
あ、ちなみに映画のタイトルは意図して大文字、なんだそうです。