sita sings the blues

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リーズの映画祭が今年も始まりました。
後半の映画が見れないのが残念。日本映画も結構かかるんだけど、どれもいけない日ばっかり。


そんな中で選んだ何本かの一作。


アニメーション映画なんですが、コラージュ風というか、ミュージカル仕立てというか、ちょっと変わってましたね。


sita(シータ)というのは、パズーとシータのシータではなくて(笑)、ラーマヤーナ(またはラーマーヤナ、インドの抒情詩)に出てくる、ラーマの奥さんだそうです。
この古代インドの登場人物であるシータが、ラーマヤーナのストーリー(というかそのときの心情)にあわせて、ブルースを歌うんですよ。それで題名が、「ブルースを歌うシータ」というわけ。
ブルースは、1930年代のブルースシンガー、アネット=ハンショー(Annette Hanshaw)が歌ったものをそのまま使っているようです。


ストーリーは、このシータの話と、現代のあるカップルニーナとデービッドの話と平行しています。


アニメーション自体は、今一歩かなーって感じもありましたが、スタイルとしては結構好きかなー。
3種類くらいの違うスタイルがでてくるのですが、現代の部分のアニメーションが、わざとだと思う(というか思いたい)けど、とても雑。


1時間半もない短い映画で、映画というよりはちょっとテレビ向けかなあ、という気も。
面白かったですけど、6ポンド払ってというとちょっともったいかなーなんて気もします(けち。笑)。