Mermaid

リーズ映画祭、第2弾です。
ロシア映画のMermaidです (IMDB)


この日はなぜかリーズ市内でイベントがあったらしく、あちこちで道が閉鎖されていたりして車をとめるのに手こずってちょっと遅れてしまったんだけど、多分それほど見逃してない、と思う。


結論から言うと、私的にはとても好きなタイプの映画でした。


色味が、東欧、北欧系と言うか、ちょっとくすんだ青っぽい色合いというか、ロモみたいな色合いというか(笑)。
いい感じです。
音楽もいい感じだし、雰囲気がとても良かった。


主人公のアリサは、海辺のそばで母親と祖母と暮らす少女。父親は名前すら知らない。母親すら父親の名前を知らないじゃないかと言う状況で産まれた彼女は、ちょっと変わった女の子に育つ。
日蝕の日から喋らなくなった彼女、バレリーナになりたかった彼女は、代わりに念じるだけで願い事が叶う能力を身につける。


不思議で悲しくて、でもちょっぴり可笑しくてかわいい映画です。
私的にはとってもおすすめ。


字幕だったんだけど、白い背景にクリームっぽい字でとても読みにくかった事が唯一残念。