薬と男女差

今日のワイアードにちょっとショッキングな記事が載っていた。
女性としては非常に気になることなので、載せておこうと思います。
http://wired.jp/2013/02/09/drug-dose-gender-gap/

内容は、現在行われている薬の臨床実験は主に男性対象に行われているため、女性への影響が計り知れない、物によっては有効効果よりも有害な副作用を起こすこともある、という恐ろしい可能性を示唆しています。

これはアメリカでの記事が元になっていると思うので、日本の現状はどうなのか細かい事はわからないのですが、数年前に似たような記事が発表されたことがあるようなので、おそらく似たような感じなのだとは思います。

研究がなされていなかったという事実に驚くのもそうなのですが、男女で効果が違うことがある、増してやそれによって危険な副作用がでやすい薬もあるという事実を製薬会社や政府などが広く知らしめようとしていない、というのも気になります。

処方箋に関しては少なくとも、医者という媒介がいるため、それに対して質問も出来ますが、スーパーなどで売られている市販薬では、量を気をつけたり飲む時期を気にしたりしなければいけないものがあるのかどうかは自分で気をつけていかないとわからない、ということになります。

ふと振り返ってみると、私の場合、飲む薬の種類は多くなくて、大体ペインキラーがほとんど、その場合パラセタモルを摂取することが多いのですが、普通2錠(1000ミリグラム)のところを、いつも1錠で十分でした。
個人差もあるのでしょうが、やはり成人男性の必要量より少なくてもいいということなのでしょうか?
それから、これも個人差があるのでしょうが、相方はパラセタモルはあんまりきかないらしく、ニューロフェンとかイブプロフェンのほうがいいらしいです。
逆に私は以前歯痛がひどかったとき、薬局に駆け込んで買ったイブプロフェンはまったくきかなくて、その後スーパーで買ったパラセタモルを飲んだら一発で効いた、なんてことがありました。

今は手軽に手に入る薬だけれど、やっぱりちょっと気をつけたほうがいいのかな、なんて気がしてきました。
次回知らない薬を飲むときには、念頭に入れておこうかなと思います。