ツール・ド・フランス in ヨークシャー
ヨーロッパでは有名な自転車レース、ツール・ド・フランスがついにヨークシャーでスタートしました。
去年のツール・ド・フランスのニースでのステージだったかな、テレビで話をしていたときは、どうなることやら、あんまり元々興味ないしな、なんて他人事のように思っていたけど、実際来たらやっぱり気になる!(笑)
もう何ヶ月も前から道路工事してたり、イベントやら何やらで徐々に盛り上がってきていたのが、6月に入った辺りから、ラストスパートって感じでどこにいても無視することができないくらいになって来ていました。
私の住む町では、1日目と2日目、両日コースの一部なので、見にいきました。
初日は、自宅の前の道がコースという友人の家に招かれて、一緒に見てきました。
終点近くなので、ライダーが通るのは、午後4時半頃の予定でしたが、市内の道路はあちこちが朝の4時から封鎖状態、封鎖してない道の渋滞状況も予想がつかない、ということで、自転車で朝のうちにお邪魔することにしました。
買ったばかりだから使う機会があるのがうれしくてしかたがない!(笑)
着いたら早々に、外が騒がしいので何かと思ったら、ちょうど友人の家のまん前がゴールまで後2キロという地点らしく、トラックでわーーっと人が来たかと思ったら、道路を渡した横断幕のようなものを設置して行ったそうです。
それは、イギリス人やフランス人の基準からすると驚くほど迅速だったそうです(笑)。
ライダーがやってくる2時間くらい前になると、車の集団がまずやってきます(Convoy) 。
グッズを車から放り投げて、餅まき(笑)のように配ったり、音楽を流したミニバンが来たり、スポンサーの宣伝車が来たりします。
警察も来ますが、イギリスの警察とフランスの警察が両方くるのですが、愛想が違う(笑)。
基本的に、イギリスの警察の方がフレンドリーな感じで、手を振ってくれたり、今日はバイクに乗った警察官が、道路脇で待つ人々にハイタッチしていきました(笑)。
もっと一辺にまとめてくるのかなと思っていたけど、だらだらといつまでも来るので、結局ライダーが来るまでずっと立ちっぱ、待ちっぱ。
友人の家の万前だったので、食べたり飲んだり(アイスクリームの屋台が来てたのでアイスクリーム買ったり)、椅子が用意してあったので、座っておしゃべりしたりできたので、それほど苦痛ではなかったですけど。
私たちがいた所は、ちょうど上り坂が終わって、頂上から少し下がった部分で、ライダー達が坂のてっぺんまで来たのが見え始めると、もう後は一気に駆け抜けて行って、あっけなく通りすぎて行ってしまいました(笑)。
もうほんとにひゅんひゅんひゅん!って感じ。
Convoyの車が来始めてから2時間半くらい待ったのに(笑)、あっという間でした。
でも、ちょー興奮!でした。
牛なのは、ヨークシャーだから?
上方に後2キロ、の横断幕が見えます。
2日目は、コースの前半に通過。
いつも通勤に使っている駅の近くを通るのですが、駅より手前に登坂車線がある上り坂があるので、下りよりはゆっくりになるから、そこら付近まで行ってみようということに。
出発はヨークで、11時、うちの近所を通るのは12時ごろなのですが、Convoyがくるのは、2時間半くらい前ということで、10時ちょっと前に家を出たのですが、コースに到着した時には既に多くの人がいて、既にConvoyが通り始めてました。
道が少しカーブしてる所でまだスペースがあったので、そこに自転車を止めてカメラを設置。
今回は、友人の家の前と違って、飲み物や食べ物は当てにできないので、持参した水筒のお茶(すごいぞ、象印!)とクッキーやらで我慢。
クッキーが微妙にしけけておいしくなかったのは予定外(笑)。
折りたたみの椅子も持ってきたかったけれど、自転車だとちょっときつかったので諦めた。
やっぱりフロントキャリアも何とかせねば。
前日の経験もあって、少し様子が分かるので、今回はライダーがきても余裕を持ってみることができました。
ライダーの直前に先導のバイクと車がくるのと、テレビ中継のヘリコプターが飛んでるのが見えてくるのです。
後、今回は、友人の家のようにテレビで状況を確認できないので、ラジオを聞いて、今どこにいるらしいよ、という情報を聞いて準備しました。
後、上りという事もあって、少し速度が遅いからというのもあったのかな。十分早いですけどね(笑)。
もうおそらくこういう機会はないでしょうから、楽しめてよかったです。
イギリスには、以前にも来たことがあるらしいですが、いつかまたくることがあっても、違う地域でしょうし、長距離移動してまでみたいイベントではないので(笑)、ほんとによい機会でした。
前日までお天気がグズグズで心配でしたが、両日とも最後には綺麗に晴れて、レース日和になって本当によかったです。