やっぱり日本人

火曜日に、誕生日ケーキを焼くために、材料をスーパーで買い込んだのですが、そのとき一緒に赤ワインが好きな相方に一本ワインを仕入れようと思って買い物篭に入れたのですが。

レジについたら、ワインを手にしたレジのおばさんが、「ID(身分証明書)、持ってますか?」と聞くんです。


ええええ?身分証明書?免許は、イギリスでは携帯義務がないので持ってなかったし(いつもは持ってるけど、ドイツに行った時別にしてそのままになってた)、第一私は18歳じゃない!!!

イギリスでは飲酒年齢は18歳で、パブだけでなく、お店でお酒を購入するときにも年齢を証明するためにIDを求められる事がある。っていうか、それは二十歳そこそこの若い人や、ほんとに未成年の人だけの話で、そんな年齢はとっくに通り越してウン年の私がなんでIDなんて求められるんだっての!

いやね、私だって20代半ばくらいまでは、日本人だし、若く見られるし、私は特に童顔らしいし、ということで、IDというか年齢証明書(Age proof card)というのを持ち歩いてたんですよ。でも、やっぱり25超えたら求められる事がうんと減ったので(というかさすがに聞かれなくなった)、もういいよね、と思ってたんです。

さすがに今でも映画館に行ったりすると「学生証お持ちですか?(割り引き聞くから)」と聞かれる程度の童顔ですが、まさか18歳未満である事を疑われるなんて!!
未成年にみられちゃったのか。そうか。

若く見られてうれしいわ〜♪なんて領域じゃないです。化粧してないのが悪いのか?それとも眼鏡か?
一応コートに隠れてたけど、会社帰りだったから割ときちんとした服着てたつもりだし、靴だってカウンターからは見えなかったかもしれないけど、低いかもしれないけど、ヒールだったんだよー。

結局誕生日が書いてあるようなIDは持ってなかったので、「一応XXなんですけど」と年齢を行ったら、あら!なんて驚いた顔をしてたけど、ちゃんと誕生年は聞かれた。ので答えたら、そうね、なんていって結局売ってくれたけど…。

でも、誕生年なんて、うそついてる子達だって一発で答えられるよ。
免許を持ってないような人がよく使うIDに出生証明書(birth certificate)があります。イギリスでは免許、パスポートと並んで出生証明書がIDとして通用します。
出生証明書と本免許には写真がないので、未成年の子達は、他人の出生証明書などを借りて成人の振りをする事がよくあります。もちろんいろいろ聞かれるので、うその生年月日なんか空で言うのはお手の物なのです。

まあ、相手は多分かなり年齢がはずれてたので、申し訳なく思ったのかもしれない。これが私21です、とか言ったらやっぱり疑われたかもしれない。

相方にいったら笑って、未成年と付き合ってるって危ない感じ、と言い出した。そうなったらあんたは犯罪者だっつーの…。