餃子の行方

予告(?)通り、餃子を作りました。
お肉はどちらにしてもひき肉が売れ切れだったようなので、普通のお肉を買ってきてさいころ状に切ってからプロセッサーにかけることにして、白菜、長ねぎの代わりにポロねぎ、にらの代わりにチャイブ、しょうが、にんにく少々、と招興酒、ごま油と塩コショウで味付け。

皮を作るのに、強力粉を買ってきました。うちにはなかったので。だって使い道がなさそうだなあと思ってたんだもん。
でも、買ったからには活用して、今度うどんを作ったりピザの生地をしようかなあと思っています。特にピザはトマトをピューレすれば自家製ソースができるし、これはチャレンジし甲斐があると思ってます。でもイーストは使わないけど。相変わらずこれだけはよくわからん。

皮は強力粉と小麦粉を大体2:1くらいの割合で混ぜる方向でやってみました。ネットで見ると強力だけだったり小麦粉だけだったり混ぜる対比もいろいろなのですが、今回はこれでやってみました。

粉を練って寝かしておくうちに種を作ろうと思ったのですが、まずプロセッサーの入れ物を洗って下ろさないといけない!や〜れやれだ。届いたときに洗っとけってね。

ついでに他の洗い物も済ませて、まずお肉からやってみる。ちゃんと細切れになるか心配だったので。これが出来なきゃ先へ進めない!

マニュアルにはターボボタンを使えとあるので恐る恐るスイッチオン。ぎゅいーんというモーター音とともに、肉がどんどん細切れてく!すごーい。
満足満足。

野菜に取り掛かる。適当な大きさにちぎって入れてみたけど、肉が歯に絡まってどうもうまく混ざらないようなので、お肉をいったん取り出して野菜だけ粉砕させる事にする。ここで思ったより手間を取る。

いっぺんに出来ないのはちょっとがっかり。
野菜が細かくなったらお肉を戻してさらに混ぜる。ここからはどうやらうまく混ざってるようです。

そういうわけで学習1。肉と野菜はとりあえず別々に。

種が出来たので、フライパンと御鍋をだして調理にかかれるように準備をする。とここでご飯を炊いてなかったことに気づき、慌てて相方にやらせる。
危ない危ない、ご飯無しの餃子なんて。(ラーメンでもいいんだけどさ)

皮用の生地を4等分にして、さらにそれを棒状に伸ばしてから金太郎飴状態に切っていく。
それを軽く丸めて手のひらで台に押し付けると、コイン上の大きさになるのでそこからさらに麺棒で伸ばしていく。

実は以前から餃子ができるためだけに、麺棒の先が丸いものを購入しておいたのだ!イギリスで麺棒というと、たいてい手の部分にハンドルがついているもので、これだと餃子はうまく出来ない。
あちこち探したがないので(もしくは高い)、日本の100円ショップで購入しておいたのだ!ようやく本領発揮の日がきた!(なぜなら買ってから餃子をしてなかったから。笑)

以前は麺棒がなくて、何でも丸い円柱のものならいいやと代用してきたのだから、ちゃんとした麺棒があるのはなんだかうれしいのです。

最初は慣れなくて形もいびつになってしまったけれど、慣れてくると結構素人の私でも丸い皮が作れるように。結構簡単じゃん!
でも一枚一枚の大きさが均一じゃないんだけどね(笑)。

20個作ったところで、これ以上は食べれないだろうと思って、いったん停止。慣れないせいかめちゃくちゃ手間がかかってしまったので腹ペコだった私は、残りは後で作ることにして、調理を開始。

餃子は本来は水餃子で食べるものだと聞いているので、半分は焼いて半分は茹でてどちらがおいしいか見極めることに。

結論から言うと、やっぱり焼いた方がうまいかも。
というか、私がちょっと茹ですぎてしまったという事もあるんだけど、相方も食感的にパリっと下焼餃子の方が好き、というし。

味のほうは、ちょっと種が薄味だったかなという感じ。作ってるとき、もうちょっと味付けした方がいいかな、とは思ったんだけど、タレにつけて食べるし、濃すぎるよりはと思ったんだけど、やっぱりちょっと足りなかったか。
後、肉がもともとひき肉じゃないせいか、ちょっと肉汁が足りない感じがしたので、次回作るときはちょっとだけ油分を足してあげるようにするかもうちょっと脂身のあるものを買ってきたほうがいいかもしれない。

これが学習2。

残った分は食べた後に包んだけど、次の日に食べる予定なので、冷凍はせず、冷蔵庫に入れた。これの状態がどうかわからないので、後はこれの状態によっては学習3になりそう。

というわけで、餃子の行方でした。(物理的には腹の中、です)
しかし、餃子くらいでこんなに興奮してるのは世界で私一人くらいだろうな。