ゲイである事とイスラム教徒であること

昨日のテレビでイギリスでイスラム教徒でゲイであるとはどういうことか、という番組をやってました。
イスラム教でなくてもキリスト教でも、ホモセクシュアリティはご法度ですが、まだまだ受け入れられていない事と、一般のゲイのコミュニティにも受け入れられない事が多いそうで、つらそうでした。(辛そうとか言うと短絡だけど、命がかかわってくる)

私が思うに、基本的にゲイがご法度だったのは、それが意思による選択だと思われていたからです。つまり、選択肢があるのに異性のパートナーを選ばないのは自然に反する、と思われていたからです。

でも最近では科学の証明で、それは意思による者ではなく生まれたときにすでに決まっているものと認識されています。それでも罪だといわれてしまう。

私は知り合いに敬虔なイスラム教徒とか特にいないので(敬虔なキリスト教徒の知り合いもほとんどいないが)、何ともありきたりな事しか言えないのですが、何とか折り合いがつくといいのになあ、と外野の私は思ってしまう。

そういえば、先日は「諸悪の根源か?(Root of all evil?)」という題で、宗教(こちらはもっぱらキリスト教の話)を扱った番組もやってたっけ。

宗教は救済するものだけど、権力もかかわってるからややこしいのよね。私だったら救う前に苦しみしかくれないんならいらないって思っちゃうけどね。宗教は難しいっす。