History Boys

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久々の書き込みだなあ。
まだ私生活ごたつき気味。なのですが、ちょっと落ち着いたので、そろそろ書かないと。

history boysは舞台のほうで結構長くかかっていたものを映画化したものらしいです。
なので、せりふの言い回しとかテンポがちょっと速かったり舞台っぽい。

Aレベルを好成績で終えた悪がきグループの男子生徒8名は、オックスブリッジ大学に入るべく勉強に励んでいるんですが、それはイギリスの18歳の男の子。
もう、皮肉でなまじっか頭の回転が速いだけに扱いにくい子ばかり。
その子たちに「一般教科」を授業を教えるヘクター、緊急教師で試験対策のために入ってきたアーウィン、女性教師のフィオナと彼らがオックスブリッジに受かるまでの学校生活を描いたコメディドラマです。

全体的に文学的要素が大きな割合を占めて、引用がたくさん出てくるのですが、無知な私には結構さっぱり。
これが全部わかったら多分もっと面白かったのかもなーと思いますが、それなしでも十分楽しめました。
笑いのとり方がとってもイギリス的。

学校というシステム、学校の中の孤立した文化、それと試験(詰め込み式の勉強)などについてある程度のテーマを投げかけているようですが、掘り下げてはいないように思えました。ただ、学校自体が80年代ごろは数も多かったグラマースクールが舞台なので、また普通の公立高校とは趣が違うかとは思いますが。
イギリスの学校制度というものが私にもはっきりわかっているわけではないので、あまり細かいニュアンスはわからなかったかもしれません。

設定がヨークシャーで近いせいか、知ってる場所が出てきて親近感が沸きます。先生の一人がホルムファースに住んでるとか、フィールドトリップ(遠足のようなもの)がファウンテンズアビーだったり。

楽しんで見れました。