The Illusionist

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日本語のを調べたら、「ジ・イリュージョニスト」だって。邦題、まだないのかな?
カッコいい邦題つけて欲しいです。カタカナじゃなくて。


と、それはいいとして。


最後、やられた!!と思った。わかる人はわかるんだろうけど、私は読めなかったなあ。


主役のアイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、魔術師。でも、マジシャンというよりは、illusionist(幻想術師)というほうが確かにしっくり来る。
彼のショーは、マジックというよりは幻想のようであるから。


トリックの裏はもちろんほとんど明かされないので、これがマジックとして成り立つのかどうかわからないけど、舞台である19世紀後半から20世紀初頭という時代設定でなくても、ほんとにこんなショーがあったら驚いちゃうだろうと思う(笑)。


全体的にはよくできている映画だと思います。セピア色のトーンでなんとなく昔懐かしい雰囲気がよかったなあ。
映画自体もぼわんとした感じ(焦点が真ん中で周りがちょっとぼけた感じ)で、幻想さを演出しているし。


舞台はウィーンで、出演者はもちろん英語で喋っているんだけど、みんなそれぞれちょっとずつ訛ったような英語なの。ちょびっと凝ってる感じでいいな、と思った。


主役級の人たちはよかったんだけど、脇役のその他大勢(観客とか結構出てくるので)はちょっと大根???という気がしないでもなかったが...(笑)。その辺は突っ込まないでおこう(ってすでに遅い?)


「すべては幻想なんです」


何がほんとで何が幻想か。あなたにはわかりますか?