The Wildhearts @ Rios, Leeds


相方がものすごく好きな、イギリスはニューカッスル出身のバンドで、なんていうか正当派ロック系統のバンドなんでしょうかね。
オフィシャルサイトです。


ファンにはメタルとかへヴィーロックが好きな人が多いみたいです。相方も然り。
パンクファンも多いな。昨日のギグでは少なくとも、ラモーンズのTシャツを着ていた人が4人(相方含む)。
オリジナリティがないよ、皆さん!(笑)


でも音は割とヘビーなんですけど、リズムとかが結構キャッチーで、ボーカルがシャウト系じゃないので割りと聞きやすいって言うか入りやすいです。
相方の好きなほかのバンド(それこそメタル系のラムシュタインとか)は私はほぼアウトなんですけど、ワイルドハーツは大丈夫なので、そういうのがあんまりお好きじゃない人でも割りとオッケーな感じ。


開場は7時だったけど、7時にうちの会社で相方と待ち合わせで向かった私たちは当然開場には間に合わず。とりあえず、wagamama(エセ日本食ラーメン屋?)の割り引き券があったので(またこれかよ)、そこで飯をかきこんでから向かう。
着いたころには9時ちょっと前かな。
まだサポートバンドをやっていた。G.U.Medicineとか言うバンドらしいです(半券によると)。


最初入ったときにステージは見えなくて音だけ聞こえていたんだけど、女性ボーカルかと思ったくらい高い声。開場は元パブだかクラブなので、かなり奇妙なつくり。あちこちに階段があるし、でかい柱があってバーからはステージが見えない(別に分かれてるとか言うんじゃなくて単純に見えない)。
でも、あちこちにテレビモニター(フラットスクリーン)が備えてあってステージの様子が見えるようになってる。ふーん。
でも白黒(笑)。


とにかく、階段状になってる部分が多いので、そこに立てばステージは割りと見えやすい。私たちもそこに陣取る。


サポートは...。ははは。私が聞くタイプじゃないですね。
80年代メタルロックって感じなのかな。私はこの分野は好きじゃないから詳しくないですけど。


上半身裸で櫛が通ってない金髪の長髪をぐるんぐるん歌舞伎のように振り回す様は、到底私には魅力的とは思えないですわ。
なんかね〜、見ててかっこいいと思う人も当然いるんだろうけど、私的には笑いがこみ上げてきちゃってね〜(笑)。
ごめんなさい、です(誰に謝ってるんだか)。


なんかね、私、狼の群れにいる子羊のような気分でしたわ(笑)。私のどこら辺がそんなにいじらしいんだ、と私を知ってる人は言うでしょうけど、いやあ、あの群れの中にいたら、私でも天使に見えるかも(笑)。
悪い人たちって言うんじゃないんですけど、見た目がごつい人が多いし、ファッションがメタル系が多いんで、パンピーの私は浮いてるんじゃないかなー、なんて。


9時半くらいかな、ハーツ(wildheartsをこういう風に略すらしい。ブルーハーツかっての。っていうかイギリス人知らないし。ああ、突込みが止まらない。愛もついでに止まらない)登場。
インド人系のギタリストの人は日本人と結婚していて、普段は日本で活動してるんだそうです。CJ & the satellitesって言ったかな。興味がある人はどうぞ。
(追記:ウィキペディアのページがありました。マイスペイスへのリンクもそちらに載っていますので参照にしてみてくださいませ)


ベーシストの人は新しい人だそうで、髪型がね、なんかね、50年代ロックンロール風(笑)。リーゼントがキューピーになったような感じ(笑)。おもろかった。


ボーカルとリードギターのジンジャー(本名じゃないです)は、いったい何年気ってないんだろうって言うめちゃくちゃ長いドレッドロックのジョーディー(ニューカッスル人)。
訛ってるんで聞き取りにくいです(笑)。でも、前回聞いた時ほどじゃないのは音響がよかったせいかな。
ワスプって言うバンドがいるそうなんですけど、それについてしきりにジョークを繰り返してました。私は知らないんですけど、わかる人にはちゃんとわかるんでしょうね。
それはきっと私以外の人全部ってこと...(笑)。


何度も彼らのライブも見に言ってる相方いわく、今日のステージはアクシデントも少なかったし、ある意味スムーズに行ったライブだったって。
いろんなことがあって中断とかしょっちゅうあるらしい。何でも、あるときはメンバーの一人が倒れちゃって(理由は聞かないで)泡や中止って時に、サポートバンドのメンバーの一人が(日本人だったそうな)、俺ファンだから全部知ってるし弾けるよ、ってことになって、急遽バトンタッチしたことがあった、とか、ほんとに途中で中止になったこともあったりとか普通だったらしい。


唯一のアクシデントって言えば、最後の曲のときに、マイクスタンドに取り付けてあったマイクが外れちゃって、どうすんのかな、と思っていたら、ボーカルのジンジャーがぽいっとマイクを観客に投げてしまったことかな。
で、結局その曲は観客のカラオケ状態(笑)。生演奏つき(しかもオリジナルバンドの)カラオケなんてめったにできないっすよ(笑)。


面白かったっす。