Zodiac
映画見に行くまで知らなかったのですが、実際に60〜70年代にアメリカのサンフランシスコであった事件を描いた作品です。
監督は、セブンを撮った人。
主人公は、犯人が犯行声明(というのかな)を送ってくる新聞社で漫画を書くロバート。
最初の｢暗号｣が届いた時点で彼は、何かの魔力に疲れたように、この事件(Zodiac事件)と関わっていきます。
セブン同様、なんとなく暗ーい、でもあちこちにちょっとした言葉遊びやひねりが利かせてあって、こんがらがります。
特に暗号やらなにやら、ミステリアスな事柄が満載。ついていくのが大変でした。
これは私の理解力のせいかもしれないけど(笑)。
ちょっと長かったかなー、という気がします。中盤、割とだらだらーと進むような感じがして、そろそろかなー、と思ったらまた新展開! え、まだここからが勝負ですか?みたいな。
セブンみたいに、とかどかっといっぱい事件が起こるというよりは、起こった犯罪をどう解いていくか、というある意味古典的な探偵映画かもしれません。
全体的にはよくできた映画だったと思います。
主人公のロバート役はドニーダーコやジャーヘッドに出ていたジェイク・ジレンホール。
ちょっとオタクっぽい感じがしますけど(笑)、いつもいい感じで演技するので好きな俳優さんです。
ロバート・ダウニー・ジュニアもいい味出してます。この人、どんどん外れた方向に行ってる様な...(笑)。はまってるからいいんだけど(笑)。
実際あった話なので、ちょっと最後がもやもやっとした感じがありますけど、面白かったと思います。
