バレエ鑑賞

なんだか優雅な響きざんすねえ。思わず「ざーます」言葉になりそうざます。


昨日の夜、先日知り合った日本人のバレリーナの方に招待されて、彼女の所属するバレエ団の公演を見に行ってきました。
お題目はシェイクスピアの「真夏の夜の夢」です。


オ恥ずかしながら、私、この話、全部読んだことがございません(笑)。
いく前に予習しなくっちゃと思って、ネットであらすじとかを調べていきました。


見て思ったけど、やっぱり知っておいてよかった...でなかったらきっと、頭の中が?マークだらけだったかも。
って言うか、それでなくても結構?マークはいっぱい飛んでたけど(笑)


女の子だけで3人、girl's night outしてきました。
劇場はwest yorkshire playhouse
バレエ団はnorthern balletです。
多分、ここが本拠地です。


小ぶりの劇場ですが、席が結構急なスロープになっているので、前の人を気にせず見れていい感じでした。
階段も急なので気をつけないとですが。


いただいた席はI列の真ん中よりちょっと左より(舞台に体を向けて)でとってもいい席でした。


一緒に行ったMちゃんいわく、このバレエ団は、普通緞帳を下げておく練習の時間を緞帳を上げたまま、お客さんに見せるんだそうです。
誘ってくれたAちゃんが練習してるのが見えました。


ほんっと、体が柔らかいよねー。皆さん華奢だし。美人だし。


で、舞台はといいますと。
かなり脚色してあって、最初は何が起こっているのかさっぱりわからず(笑)。


踊り自体は楽しめたのですが、頭の中は「何がいったいどうなってるんだ?」とフル回転。
私、実は最初、これが本筋だと思ってなかったんですよね(笑)。練習の延長かと思っていました。
なぜなら、設定がモダン化されて、バレエ教室(というかバレエ団)が舞台だったからです。


2幕になって、妖精が出てきたり、でようやく人間関係がきちんとつかめて、話が通じてきました。
パンフレットを事前に読んでおけば、この辺はわかったんでしょうけど、買うチャンスがありませんでした。


全部で3幕で、2幕目だけ雰囲気が違っていて、夢の中、というような設定になっていたようです。


全体的に、クラシカルなバレエと違って、お芝居の要素もたくさんあり、かなり短いですがちょっとせりふもあったりします。
振り付けや構成が奇抜で、前衛的、かも。
男性の衣装がパンツだけだったり(笑)。衣装と呼んでいいのでしょうか(笑)。

かなり「大人」な内容(笑)も割とあからさまに入り、しょえー、バレエでここまでやっちゃうか〜、とびっくりしました。
それほどたくさんバレエを見ているわけではない私ですが、バレエというと割りと抽象的なイメージがあったので、直接的な描写に驚きました。
かなりのコメディ仕立て(内容がというより、振り付けなど)になっていて、かなり面白かったです。


普通と違うバレエ、って感じでした。
これが始めてのバレエだったら、ちょっとバレエに対するイメージが変わってしまうかも。


終わったのは10時くらい。皆さん結構すぐに、しかも表のドアから出入りするんですね(笑)。終わって出てきたAちゃんとお話していたら、やはり同じように帰っていく踊り子(笑)の人を何人も見ました。


ヨーロッパのほかの国(特にオペラや劇が盛んなところ)では、普通お客はご飯を食べてから劇場に来る形になると聞きますが、イギリスでは開場が早く、大抵7時か7時半です。
バレリーナであるAちゃんは、踊る前はもちろん食べれませんから、いつも、終わった後に食べるんだそうです。


私は会社から直に行ったのもあったし、ラーメンが食べたいなあ〜というAちゃんの一言で、じゃ、みんなで食べに行こうと相成りました。
でも昨日は月曜日。すでに10時半近く。
どこへ行っても閉まってる!という恐ろしい自体に(大げさ)。


歩き回って、最後に飛び込んだタイレストランで、どうぞ、といわれてようやく食事にありつきました。
断られたらどうしよう〜と思っていたので、もう天の救い!(笑)


お店はthai edge。ここはおいしいって評判いいんです。
注文したものはどれもおいしかったです。
たくさんおしゃべりして、帰ったら1時過ぎてました。
今朝は起きるのがつらかった...けどそれはいつものことか(笑)