ゲド戦記
日本ではとっくのとんまに昔の話しとなってしまったであろう、ゲド戦記。
今更ですが、見に行ってきました。
友人が独立系の小さな映画館でやるよ、と教えてくれたので、一緒にいってきました。
友人の友人やらがいっぱい来て総勢10人くらい?
映画館自体も、やたら混んでました。ジブリは人気ですねえ。
私は原作を知らないので、それとの云々に関しては何も言えないので、ご了承を。
それをふまえて云うと、ちょっと薄っぺらい気がしましたね。
キャラクターがそれぞれ書き込まれてない感じ。
ジブリにしては、善悪がはっきりしすぎている。いつもなら悪役でも愛嬌たっぷり、なのに、今回は悪は悪って感じで、なんとなくもやもやする。
影の部分を認める事、といっている割には、やってつけて終わりって言うのはなんか自己矛盾じゃない?
「ゲド」戦記、となっているけど、基本的にはアレンの話しだよね、これって。
とにかく、キャラに感情移入が出来ない、って言うのはちょっと。
細かい心の動きが見えない。
後、原作を知らないからかもしれないけど、なんでテルーって竜なの?
突然?
相方に至っては、「本当の名」って何?って最後までわかってませんでした(笑)。
私は一応、原作のあらまし見たいのはちょっとだけウィキペディアで読んでいたので、そこらへんのコンセプトはわかっていたけど、相方はその辺よくわかんなかったみたい。
映画の中でちょっと説明があったけど。多分見逃したんだろうなー(寝てたんだぜ、絶対)
割とどうでもいいシーンに時間を使いすぎた感じがする。特に最初の方で。
あんまり後半にきちんと流れて行ってない感じがしました。
何となく、「凡作」って言うのがしっくり来るかも。
多分、ジブリじゃなかったらこんなもんか、と思えたのかもしれないけど、なまじジブリだから目立ってしまうのかな、だめな点が。残念ですね。
エンドロール見て気づいたんだけど、「シュナの旅」を参考にしてるんですね。
いや、だから?といわれてもね、なんなんですけどね(笑)