パンを売ってないパン屋

って言うと語弊がありますが...。


今日、相方が車を使っているので私は朝送ってもらって、お昼は家に帰れないのでお昼持参したのですが、ご飯は昨日ちょうど食べてしまってもうないので、おかずだけ持ってきたんです。
炭水化物は会社から歩いて15分程度にあるお店でパンを買うことにしました(ああ、こんなときレンジでチンのご飯がイギリスでもあればなあ)。
お昼に食べるパンですから、個別で売ってるものが望ましいですよね。


日本だったらあちこちにあるパン屋さんで好きなものを買えばいい。
でも、イギリスだとパン屋さん(チェーンが多いです)では、サンドイッチやパイ(ペーストリー系のパイ)や、ドーナツやクッキーなどのお菓子は売っていても、パニーニやクロワッサンやロール系のパンってあんまり売ってないんですよ。


大体大きな一斤サイズなんです。後、売っていてもすでに大入りの袋入りだったり。家族単位の消費が基本、みたいな。
だから一個ずつ買えるパンを買おうと思ったら、スーパーに行かなくちゃいけないんですよ。
スーパーでも、昔は一個入りのパンって売ってなくて普通に袋入りばかりだったのですが、最近はスーパーの店内にベーカリーができているところが多く、店内で焼いた焼きたてのパンが売られているところが結構多いのです。


今日それを思ったら、これらのパン屋の存在っていったいって思ってしまった。
だって、個人でおいしさを追求してるパン屋とかならともかく、チェーンだったらスーパーとそんなに変わらないですよね?(ドウだけ搬入されてきて、店内で焼くだけ、みたいな)
わざわざパン屋に出向く理由がない。


それでもやっていけてるのは、サンドイッチとかパイとかのお昼とかを買いに来るお客がいるからなのかなあ、と思ったり。
日本みたいなパン屋さん、開業したら結構流行るんじゃないかなあ。