基本家族単位

この週末、相方が誕生日で、土曜日に会社の都合でLotusというスポーツカーを借りれることになったので、ちょっとお出かけでもしようかと思って、また近郊でいけるところはないものかなと調べているところなのですが、これがなかなか難しい。


基本的に、マナーハウスやXXガーデンのようなところ以外で、冬場に行けるような施設というのは、圧倒的に子供向けが多い。
子供が来て「も」楽しい、ではなくて、最初から子供「が」楽しいところ、という感じがする。
大人二人が行って楽しいところ、というのが少ない気がする。特に昼間。
夜間は食事に行ったり、飲みに行ったりとかできるけど、昼間、半日くらい楽しみたいな、というと、案外ないということに気づいた。


ロンドンみたいな都会だったらまだしも、家のあたりでというとなかなか。


最近日本に帰ると、休暇と旅行が基本なので観光することが多いんだけど、調べると大人でも子供でも(つまり家族連れでも)楽しめる観光地というのが本当に多い。
以前、ロンドンとニューヨーク、東京を比べたときに、東京というところは、独身者に優しいところだ、という記事があるというのを紹介したことがあるんだけど、要するに、大人がやって楽しいことがたくさんあるということだ。
それはお酒を飲むとかそう言うことだけではなくて、昼間の娯楽もそうだと思う。


イギリスという国は基本的に家族単位で娯楽を考える国なのかなあ、とふと思った。
家族単位というか、娯楽というのは子供のもの、と考えているのかもしれない。
大人は楽しくちゃいけないとでも思ってるのかも。それは歴史的なものなのか、はたまた宗教観念なのか。
それはわからないけど、日本のほうが、もっと娯楽というものに寛容、というか、逆に一生懸命というか、積極的というか。


最近は子供を持たない選択をする人、結婚しない人が増えてきたんだし、もっと大人が楽しむ娯楽があってもいいと思うんだよなあ。



日本でデート、と言うと結構行くところがあると思うんだけど、こっちだとどっか近郊の都市で買い物、しか思いつかないっつ〜のもなんだなあ、って感じだ。
それか映画くらいかねえ。


イギリス、娯楽に乏しい気がします。もっとがんばろうよ。特に冬場は暗いしそれでなくても辛気臭いんだから、屋内娯楽施設とか、もっとあればいいのに。
景気悪いからこそ、そう言うのが必要な気がするけど、まあ、無理かなあ。