携帯メールの弊害

携帯メール、日本ではもう当たり前ですよね。
イギリスではまだメールよりもテキストメッセージやSMSと呼ばれる形式でのやり取りのほうが主流です。


でも、このテキストメッセージ、携帯同士でのやり取りが主なので、パソコンから携帯に連絡が取れないという難点があります。
その点携帯メールは普通のEメールと同じようにやり取りできて、便利ですよね。


ただ、ちょっと弊害があるのです。
日本国内にいて普通に生活していると気づかないと思うのですが、海外にいる私が、日本のアドレスにメールを出そうかな、と思うと、携帯メールだと時差が気になってメールが出せないのです。


普通のパソコンメールアドレスならば、受け取りは自分の都合のいいときにできますが、携帯だと電源が入っていれば自動的に受け取ってしまいますよね。
こちらから送るときは時間を気にしないと、夜中に携帯がぶるぶるなったりするのは失礼かなと思って、メールを送りたいと思ったときに送ることができず、なかなか苦労しています。
(これは私がなかなかメールを出さない、返事を出さないいいわけだったりします。笑)


携帯電話って、いつでもどこでも連絡が取れて便利だな、と思う反面、いつでもどこでも連絡がついちゃう、というパラドックスも持ち合わせているのですよね。


そういえば、先日仕事中に私の携帯に電話がかかってきて、「配達したい荷物があるのだけど、ポストに入らないからどこにおいておけばいいか」と聞かれたんです。
私自身は覚えがなかったけど、相方宛てにははなんやかんやしょっちゅう届くので、またそのケースかなと思ったけど、よくよく考えたら、私の携帯にかかってきてるのだから私宛のはず。
でも、覚えがない。


そこで、誰からだろうと思って詳しく聞いてみると、その人はFedExの人で、荷物の宛て名はジョニーだというではありませんか!
じょ、じょにー???
それはダレ?


あて先の住所を聞いてみると、ロンドンの宛て先らしいのです(郵便番号を言っていたので後から調べました)。
多分、緊急連絡用とかに書かれていた携帯番号を押し間違えたか、読み間違えたのでしょうね。


携帯だと、こんな風に距離が離れていてもわからないわけです。普通の電話番号ならば地域番号があるからすぐわかりそうなものですが、携帯だとこういうこともありえるわけですよねー。


って言うかさ、その前にそもそも性別が違うじゃん(笑)。