the curious case of benjamin button

ベンジャミンバトン 数奇な人生
IMDB | 日本語オフィシャルサイト


バトンと言うかボタン(洋服とかのボタンね)だと思うんだけど、まあそれはいいや。


多分ご存知の方が多いと思うので、あらすじはざっと。
逆に成長して行く(つまり若返って行く)という奇妙な身の上のベンジャミンの一生のお話です。
舞台は第一世界大戦終了直後から現代。


率直に言って面白かったです。
まあ、いろいろ細かいところで穴はあると思うんですが、それはしょうがない。


後半が結構あっという間にあれよあれよで終わってしまうんですが、精神年齢と身体年齢が一致してしまう頃になるとあまり面白くなくなってしまうからしょうがないのかなと思ったり。
やっぱり、前半の心は若いのに体はじじい(失礼)の所の方が、描きやすいし話しとしても面白いのはしょうがないのかも。


ノスタルジックな背景、ニューオリーンズのちょっとだらけたアクセント。
登場人物が皆、どれほど短い出演でも、それぞれ個性を放っていました。


映画自体は割りと長かったんですが、だらだらせずにいいペースだったと思います。
夜の苦手な相方は寝てしまうかも、と心配だったそうですが、面白くて全然眠くならなかったと言ってましたしね。


同じような話しで、清水義則の本に「グローイングダウン」と言う短編がありました。
久しぶりに読み替えそうかと思います。