Ginger @ Rio's, Leeds

相方が好きなバンドのリードシンガーの人のソロ活動。
こうやって見ると、映画といい、なんだか相方のための週末、だったなあ。


久しぶりに3バンドのギグでした。最近は減ったよなー、こういうラインアップ。


最初のバンドはEureka Machines。
全員おそろいの黒スーツ、白い(シルバーかも)ネクタイでの登場。
でも頭がスキンヘッドやらモヒカンやらでなかなかビジュアル的に面白い。


ステージングはもっと面白かったです。
とにかく、めちゃくちゃエナジェティック。ドラマーの人なんて卒倒しそう。見てるだけでこっちが疲れる(笑)。


まじめな顔して音にあわせて全員そろって、頭を右!左!と振ったときには爆笑もんでしたよ。
音的にはちょっと微妙というかムラがある部分があるんですけど、とにかく見てて楽しいバンドでした。


2つ目は、前にterrorvisionというバンドをやっていた人のバンドで、laika dog。
サウンドがちょっとアメリカンなロックだったような??
後、動きとかがなんとなくどこかで見たことがあるような、って感じだったんだけど、なんだったのかなー。


相方は好きじゃない、期待はずれといってましたが、私は割とよかったと思います。
確かに、最初のバンドに比べるとインパクトがないですが(笑)、サウンド的にはやっぱり格段に安定してますし、安心して聞いていられます。
ただ、やっぱり一個目のバンドの娯楽性(笑)が高かったので、なんとなくつまらない感じはしますね。
特に目新しいわけでもないし。なんというか、same old、 same old。


3バンドっていいけど、間に待つのがいやですねー。
ステージを回転式とかにしてもらって、前のバンドがやってる間に裏でセッティングを完了させて、ひとつ終わったら次のがでてくる、みたいな方式はどうだろう?
いろいろ使い方次第、工夫次第で面白いステージができそうな気がするし。
合間にトイレにいけない、と言うのが唯一の欠点か。(飲み物を買いにいけないとかタバコを吸いに出れない、と言うのもあるが、私自身にはあんまり影響がないので、考えないことにする。笑)


さて、とりはもちろんGinger。
本名はDavidと言うらしいが、赤毛なのでジンジャーなんだそうだ。



余談だけど、ファンの中にはあまりにファンなので、名前を正式にGinger Wildheartsに変えた酔狂な人もいるらしい(Wildheartsはジンジャーがやってるバンドの名前)。


この人のギグに来るのは、ソロとバンドと含めて、ここ5年で3回目くらいかなー?
最初に比べて、ずいぶんと角が取れて丸くなった感じの印象があります。
昔は荒れてたらしいです(相方談。笑)


ソロなので、聞いたことがない曲が多かったですけど、楽しかったです。おしゃべりが上手ですね。
ジョーディーなので訛ってるんですけど、以前ほどわかりにくくなかったのは、マイクの性能か、私が慣れたのか、彼の訛りが減ったのか。


この人の音楽はバラエティに富んでいて、一局の中でもテンポや曲調、雰囲気ががらりと変わるので、面白いです。


ギタリストのソロがあったんですけど、技術的なことにはそれほど詳しくない私でも、すごいとわかる演奏でした。
この人は結構有名だったらしいです、私はぜんぜん知らないけど。90年代にはあちこち大きなバンドでプレイしたとか何とか。
へー。


とにかく盛りだくさん的な面白いギグでした。