Melton's @ York

相方が会社の人に、タイムズ新聞でやってるレストラン割引券みたいなのをもらったとかで、以前から気になっていたヨークのレストラン、Melton'sに行ってみました。
お店は、住宅地の中の普通のテラスハウスを改造したような感じで、それほど大きくなかったですが、2階もあるようでした。


フレンドリーなサービスで、食材は地元のものが多く使ってあり、そうでなくても産地などが記してあったり感じがよかったですが、今回は2階でグループのお客があったのか、ちょっと食べ物が出てくるのが遅かったような。
あんまりさっさとでてくるのもなんですし、間にちょっとくらい間があったほうがおなかにもいいのですけどね。
でもメニューをもらってから注文に来るまでかなり時間があったし、注文に来ても、飲み物のオーダーを積極的に聞かなかったり(普通は、まず飲み物の注文だけ先に聞きにきますよねー)、微妙ーにその辺が気になりました。


前菜は、私はホタテにズッキーニのフリッターとギリシャ風サラダ添え、相方はベニソンのカルパッチョ
ベニソンはちょっと物足りなかったかな。パンチがないというか。
ホタテは、シアードって感じで、軽く表面に火を通してあるだけで柔らかかったです。
ズッキーニのフリターとサラダがよかった。


メインは私は子牛にパンチェッタとリゾットとほうれん草がついたもの、相方はラムにミニシェパーズパイと野菜の付けあわせ。
ラムにシェパーズパイがついてくる組み合わせって、ここ最近2回目。
よくある組み合わせなのかなあ?


どちらもお肉はちょうどよく調理されていたし、ソースやリゾットはばっちりでしたが、ほうれん草がきちんと絞ってないみたいで、灰汁がちょっと気になりました。


デザートは、二人ともチョコレートケーキにキルシュ(チェリー酒)のアイスクリーム添え。
アイスクリームがそのまま食べると甘さが足りない程度のきりっとした味で、チョコレートケーキとよく合いました。
でも、ケーキがちょーーーっとドライだったかな。
後、ケーキと一緒にお茶とコーヒーを持ってきてくれるように頼んだのですが、どこに行ってもちゃんと同時に出てくることがない。
このときもケーキを半分以上食べてしまってからお茶が。
特に難しい注文だとは思わないんだが、なぜだろう。


後、お茶請けにお砂糖をまぶしたピーナッツと一口サイズのブラウニーがついてきたんですが、チョコケーキがデザートメニューにあるならお茶請けもチョコって言うのはかぶってしまってちょっと残念。


料理自体はお値段に沿っていると言うか。過不足なし、ですが、やはりイギリスは外食のコストパフォーマンスがよくないなあ、と思います。
これくらいのお値段なら日本だったら、とかつい思っちゃうんですよね。


こういう系統のレストランって、悪くないんですけど、どこも似たようなもんって言うか。値段もそれほど代わりがなければ、味も突出してすばらしいわけでもないというか。
おいしいにはそれなりにおいしいんですけど、ねえ。
なんというか、リピートしてもいいと思えるほどではない、と言うか。


全体的には、行った分には満足だけども、正規値段を払ってまた行くか、と言ったら少々疑問、と言うところか。