指輪の行方 その2

今日、保険屋というか、保険屋から宝飾関連の修理を請け負っている会社の担当の人から電話があって、どうやら現金払いになりそう。


前回受け取った石は悩んだけれども、思っていたものと違うということで、返却することにしたのですが、それから約2週間。
やはり、当初から心配していたとおり、石を見つけるのが大変らしい。
というのも、私の指輪についていた石はイギリスではほとんど流通していないタイプの石で、だからこそ、もともと日本で入手したわけです。


最初担当の人から電話があったとき、そのことは伝えてあったんですが、その時点では、以前にもこのタイプの石を修理交換したことがあるし、現地(砕石?採掘?場)から取り寄せるから大丈夫、と結構自信満々だったので、じゃあお任せしようということになったのですが。
今になって、やっぱり難しい、ということになってきたらしいです。


ただし、現金を受け取る方向を担当者は望んでいますが、だからといって、それしか選択肢がないわけでもない様です。
つまり、時間がかかってもいいなら、そのまま石の探索を続行してもいいとのことですが、やはり現地から輸入となると時間もかかるし、いっぺんに何個も入手して比較してさあどっち、というわけにも行かない。
税関に引っかかる恐れもあるし、それならば、現金をもらって、どうせ日本に行くのだったら、納得いく石を自分で探してこれるならそのほうがよいのでは?ということらしい。
その場合でも、向こうでも引き続き探してくれるとのこと(ほんとかどうかわかりませんが)、その上で、もし、向こうで私が納得いく石が見つかれば、私がそれを買い取るという形で決着をつけれるし、私が見つけたら、必要であれば向こうで修理自体はしてくれるそうです。


もう一回探しに行くのは面倒くさいし、見つかる保証はないけど、少なくとも見つかる可能性は倍になるわけです(向こうもちゃんと探してくれることを前提として)。
担当の人は、明日宝石業界の偉い人だかと話をするチャンスがあるとかで、また意見を聞いてみるから、といっていたので、とりあえず、明日、明後日くらいまでは保留ですが、どうやら現金決着になりそうです。