How I ended this summer

リーズ映画祭の一環で、How I ended this summerと言うロシア映画をみてきました。


いい感じで始まったのですが、ちょっとよく分からない部分が多くて、途中から欲求不満と言うか、納得行かないもやもや感が。


北極圏の離島で、観測をするセルゲイとパシャの二人。周りにはなにもないし、誰もいない。毎日、同じ時間に同じ観測を続け、定期的にラジオで観測結果を報告するだけ。
セルゲイはこの観測を何年も続けてきたベテランだけど、パシャはまだ若い、多分会話の感じから、学校を出たばかりの若者。
常にヘッドフォンで音楽を聞いて、寂しい環境のなか、自分なりに楽しんでいた雰囲気があったのですが、ある日を境にすべてが下り坂に。


最初はなんてことがない出来事が、雪だるま式に大きくなり、二人の間には深い溝が出来、いがみ合って…と言う設定だと思うんだけど、いまいちその経過というか成り行きが納得行かないんですよね。
そこまでする?と言う大げさ感が否めないというか。


映画全体の雰囲気は北方って感じですごくよかったし、音楽もよかったのですが、ストーリーの展開がちょっとだけ納得いきませんでした。
後、話の展開が遅いので、途中ちょっと飽きる。相方は寝そうになってたので、何度もつついて起こさないと行けませんでした(笑)


いい映画になり得るけど、ちょっと残念と言うのが全体的な感想です。