ミルフィーユ

しばらく前にですね、すごい簡単に出来る、ガレットのレシピを見つけて作ってみたんですけど、そのときに、そのパイ生地のさくさく具合から、これはミルフィーユに出来そう?ってなことを考えて、どこかにさらっとメモっておいたんですよね。
(注:日本でガレットというと、多分、そば粉のクレープのことを指す気がしますが、ここで言うガレットはパイ生地を使ったタルトのようなお菓子です)

それを先日ひょんなことから見つけまして、同時に、そういや秋だねえ、マロンクリームの缶詰あるし、この間スコーンしたときに買ったクロテッドクリームのあまりを使っちゃわないといけないし、で、いろいろな要素がこう絡まりあいまして、そんじゃいっちょマロンクリームのミルフィーユでも作ってみようか、と普段は重い腰を上げてみたのです。

で、結論から先に言うと、今回は失敗に近い(笑)。

1)パイ生地がちょっと薄すぎた。多分もう少し厚くてもいいかも。
2)そのせいかもしれんが、焼きすぎた。だいぶ茶色い。もう少し色が薄くてもいいんじゃないか。これじゃこちらの日焼けラブなお嬢さんたちよりひどい。
3)カスタードもマロンクリームも柔らかすぎた。
4)ちょっと甘すぎた。マロンクリームがもともと味がついてるやつでして、これが結構甘い。次回は味のついてない、いつものピュレの缶詰をクリームで適度に伸ばしてするほうがいいと思うんだけど、あれは量が多いんだよなー。

気づいただけでもこんな感じかな。
パイ生地自体は結構よく出来てたと思うので、これはいろいろ使えそうです。

パフペーストリーをまじめに作ると、バターを織り込んで伸ばしていかなくちゃいけなくて、結構面倒なんですが、スコンを作る要領でバターを残した生地に冷水を足して、もろもろした感じの生地をまとめていくだけのこの生地は、非常に手軽な上に、さくさく感は割りとちゃんと出るので、お勧めです。

分量などは後で書きます。