思考と言語

wiredのニュースに、思考と言語の順番について、面白い記事が載っていました。
英語や他ヨーロッパの言語(インドヨーロピアン系でいいのかな)のように、主語+動詞+目的語のような構成をする言語は、実は思考順序と反する、という主旨の記事です。


言語の順序がどうであれ、身振り手振りで物事を伝えたいときは、日本語のように「主語+目的語+動詞」という順序になるんだそうです。
つまり、言葉以前の思考の組み立て方がそうである、と。
日本語やトルコ語(はじめて知りましたが)のように思考の順序と言語が同じ場合もあるけれど、英語などの場合は違うというわけです。
考えてみたら思考と100%順序がマッチしている言語って言うのはあるのかな?


後、主語述語云々というより、名詞を先に持って来るのかなという気がしないでもない。
つまり、思考的にわかりやすい、主旨がはっきりしているものを先に持って来るのかな?って感じがします。


そうすると、形容詞とか副詞とかはどこに来るんだろう?
例えば、本文の例をとって、「ビルは大きなケーキを急いで食べる(英語だとBill eats a big cake in hurryとかかな)」とかにすると、やっぱり「急いで」とかの部分は食べるの前に来るのか、それとも後に来るのか。
大きな、の部分はケーキの前に来るだろうなあ、多分。


それについては記述がありませんが、どうなんだろう。私だったら後に持って来るかなあ。
そうすると日本語的には順序が当てはまらないから、思考と100%順序がマッチしている言語って言うのはもしかしたらないのかも。