なんせイギリスだから

税金の話し。
というか、税金を徴収する機関である税務署(?)、inland revenue(IR)のことです。
金曜日かな、土曜日かな、そのIRから手紙が来ていました。


税務署から手紙ってなんかやな感じ〜、と思って開けたら、「あなたは税金を払いすぎているかもしれません。2002年から2003年の間のあなたの職務歴(詳細)を教えてください」、と言う内容。


はい?2002年?
なんでそんな前の話しを今頃?
っていうかさー、なんでわかってないわけ?


手紙曰く、2002年4月から9月の間の私の記録が見当たらないので、付属の書類に記入して、p60かp45と言う税金用の書類を同封して送れ、と言うのです。
っていうかさ、その書類さ、あんたがたが発行するもんなんじゃん?なんで私の頼むんだっつーの。


で、その5年も前の書類を探すために、屋根裏にしまい込んである給料明細だの、税金の書類だのをひっくり返す。
その間引っ越しを3度ほどしてるため、見つかるまでやたら時間がかかってしまった。
途中でもしかして紛失してしまったかと思って心配してしまったけど、結局無事捕獲。


それによって判明した事は。


その期間、私まだ学生だったんでした〜。


どうりで税務署に記録が無いわけだよな。
でもさ、ほんとに何故今頃?って感じだ。


でも、相方曰くそう言うのはよくあるんだそうだ。
特に働いてなかったりする期間を挟むと私のような問題が発生するらしい。


つまりその問題の期間に働いてなかった事でその年(2002年度)税金を払いすぎている勘定になるんだそうな。
総合すると。


税金は毎年4月6日から次の年の4月5日までの1年間で計算される(tax yearと呼ぶ)。
年収に対して、いくらまでは税金控除額ですよと言うのがあって、それ以上の収入には取得額のレベルに応じて税率が課せられる。


もし年収が1万ポンドだとすると、そのうち約4600ポンドは2002年の一般的な税金控除額として無税。これを引いた残りに20%程度の税金がかけられて、さらに国民保険が引かれたものが、最終的に手元に残るって言うわけ。


で、月々の税金はその年収に対して計算されていて、上の計算ででた額を12で割ったものが引かれることになってるらしい。
で、私の場合、4月から9月の6ヶ月間は働いていなかったにもかかわらず、働いていた10月から次の4月の6ヶ月間の税金は、1年分の年収額に対して課せられているわけです。
つまり、単純計算で2倍払っている計算。


どひぇー。それに今まで気づかなかったとは。
そして、それを今頃になって「えへ、ちょっと税金もらいすぎちゃったかも♪」とかいわれると、なんかむかつくわ(怒)。


まあ、いってくるだけましだけど、何故5年かかるんだ?
そう言う仕組みについて知らなかった私が馬鹿だったのだろうか?


とにかく、働かない期間があった人やこれからある人は、税金の払い戻しは連絡すればしてくれるので(時間はかかると思うけど。笑)、ぜひ忘れずに手続きをしてくださいね。
私のように5年待たずに済むように(笑)。っていうか、まじ利子つけて返して欲しいです(笑)


さて、これを来週中に送り返すつもりですが、実際返金されるのはいつになるでしょうかね?
すっかり忘れた頃にやってきそうです。