英語と数字

私だけなのかわかりませんが、電話番号やIDなどの数字の羅列されているものがあると、英語で理解するのにちょっと混乱したりワンテンポ遅れることがあります。


例えば電話で番号を言われると、それを書き取ったりするのに時間がかかる。
ちゃんと聞こえていて、いわれたとおりに口で繰り返したりすることはあまり問題ないのですが、書き取ろうとすると手が止まるんです。
oh seven nine nine five four two seven eight nine one.
と言われて、それを頭の中で数字に直して書き取るのに時間がかかってしまう。


直接話しているときは、相手の人が大体何桁(大体2か3桁)ずつ区切って言ってくれるのでついて行けるのですが、留守電のように一気に全部番号を言われると、それを書き取るために3回くらい聞きなおしたりします。


自分が番号を言わないといけないときも似たような感じ。
数字の羅列を見ていて、それを相手に言わないといけないときたまに詰まったりしてしまいます。
数字はちゃんと目に見えているのに、口にだそうとすると、あれ?ってなっちゃうんですよね。


数字と「英語」と言う言語がつながってないみたいな感じがします。


以前、誰かがぽろっと言っていたんですが、足し算や掛け算など(arithmetic)の暗算をするときは母国語でやるんだそうです。
英語が母国語でない私の場合、英語で質問されても、頭の中(計算するとき口に出しているのは)日本語だということ。


もともとバイリンガルの人だと、影響力が強いほうの言語になるんでしょうか。その辺はよくわからないけど、多分、数字と言うものは、言語ではなくてコンセプト?に近いからなのではないかという気がします。
言語の力を特別必要としないでそのものを理解できるから脳の中で切り離されているのかなあ、なんて思ったりしています。
(花を見て、花ということばを知らなくてもそれが花であるとちゃんとわかる、みたいな感じ?)


だからことばに当てはめようとすると、どもるというか詰まるのかなあと思うんだけど、どうなのかな。


追記:ちょっと興味があったので調べてみた。
まずヒットしたのが、「数字を理解する脳の領域を解明」と言う記事。
どうやら、脳の中で言語と数字を理解する部分は違うらしい?


さらに似たようなことを思っている人がいるのを発見!
わいるどわ〜るど 数字の翻訳
面白いなあ。


追追記: さらに思い出したのは、英語で覚えている電話番号(自宅のとか携帯の)を日本語で言おうとすると、またどもる。私は、頭の中でその番号の羅列全体を一個の物として認識していて、それを全部つなげた言い方をリズムで覚えてるような感じがあって(厳密に言うと、前半と後半と半分ずつなんだけど)、おそらくその中に実際にある数字をそれぞれ個々に認識していないのだろうと思う。
だから日本語で言おうとすると、一つ一つの数字を思い出さなくては行けなくなって、しどろもどろ。


説明しにくいんだけど、この感じ、わかる人いるかなあ。