アマゾンjpとcomのアカウント結合について

アンドロイド携帯のキンドルアプリからはアマゾンjpのアカウントだけではログインが不可能で、アマゾンcomのアカウントとの結合が必要だと昨日の記事に書きましたが、その詳細についてちょっと付記しておきたいと思います。

結合が必要かどうかは、アプリのキンドルアカウント登録画面に「Amazon.co.jp customer?」というボタンが出ているかどうかでわかります。
そのままログインできるアプリではこのボタンは見かけられませんでした。

ではその方法です。

まず、日本のアマゾンのアカウントがすでにあると仮定します。
また、海外にお住まいの方はすでに、居住地のアマゾンのアカウントを持ってらっしゃる方が多いと思いますが、そのアカウントはおそらくアマゾンcomでも使用可能ですので、結合にそちらを使うことは一応可能です。
が、そのアカウントですでに海外用キンドルのサービスを使用している場合、結合してしまうと、そちらのサービスが受けられなくなります。つまり、日本のアマゾンからしか、本が購入できなくなります。

多数の理由により、私的には、キンドルサービスを使用するだけのための新しいアカウントを作成することをお勧めします。
その際、現在お使いのアカウントと区別するため、所有されているアカウントに既に使用しているメルアドとは違ったアドレスを使うことをお勧めします。

例えば、日本のアマゾンで使用しているメルアドがaddress1@email.comで、居住国のアマゾンのアカウントにも同様のアドレスを使用しているとします。
この二つは別々のアカウントなので、同じメルアドが使用できますが、おそらく居住国のアマゾンとアマゾンcomはつながっている可能性がありますので(少なくとも、UKアカウントはそうです)、新規作成するにはaddress1@email.comは使用できない可能性があります。

アカウントを分けるためには、また違ったアドレス、例えば、address2@email.comでアカウントを新規作成したほうがよいかと思われます。

アマゾンcomで新規にアカウントを作成したら、Manage My Kindleに行き、居住国を日本にします。
その際、なぜか住所や名前を入れないといけないのですが(国だけ指定できない)、そのアカウントをキンドル以外に使わないなら適当に入力してしまって大丈夫です。
富士山とか皇居とかもうお好きにどうぞ(笑)。

居住国を日本にすると英語で、日本のアマゾンで書籍が買えます云々、という表示が出ます。Learn Moreというリンクをクリックすると、いくつかのステップを踏んだ後、日本のアマゾンのログイン画面に飛びます。
そこで日本アマゾンのアカウント(address1@gmail.com)でログインをすると、結合完了です。

キンドルアプリでは、新規作成したアカウント(address2@email.com)でログインすることによって、日本のアマゾンのキンドルストアにアクセスすることができるようになります。
今まで違うアカウント(居住国のアマゾンアカウント)を使用していた場合(address1@email.com)、設定から現在のアカウントの登録をはずし(Deregister)、新規アカウントでログインしなおします。

キンドルアプリから直接ストアで本を購入できますが、ウェブ上で行う場合、日本のアマゾンにログインして購入することになります。
本を購入するとき、どのデバイス(携帯、タブレット、書籍リーダー)に送信するか選べます。
複数のデバイスが登録可能です。

ちなみにアマゾンcomで作成したアカウントはもう幽霊アカウントのようなものなので(結合のためだけ)、おそらく実際使用することはないかと思います。
後は、日本のアマゾン使用ですべては事足りるはずです。